「うめひかり」の開発秘話

こんにちは、山本将志郎です。
僕は右のやつです、良かったら覚えてくださいね。

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今日は梅干し日本一周プロジェクトに持っていく梅干しの紹介をさせて頂きます。
持っていく商品第一号はこちら。
ご飯に合う無添加梅干しうめひかり』です。

 

どうして梅干しを漬けようと思ったのか

それは、世の中に梅農家が満足する梅干しが出回っておらず、

農家のやりがい低下につながっていると感じたからです。

 

梅の栽培と塩漬けまでは梅農家がやるんですが、

その後の味付けは加工会社が行っています。

その工程には梅農家の意向が入る余地がありません。

そこで、梅農家が普段食べるようなしょっぱい無添加の梅干しを販売して

梅農家のやりがいに繋げよう!と決めました。

 

梅干しニーズの調査

そもそも今の実態はどうなっているのか?

そう考え東京のスーパー10店舗くらいを回りました。

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そうすると、確かに甘い梅干しばかりが売られていました。

大半の消費者のニーズはこの甘い梅干しだと分かりました。

はたして、農家が好きなしょっぱい梅干しで勝機は見出せるのか?

 

そこで、購入している人に尋ねてみました。

「どうやってこの梅干しを食べますか?」

するとそのまま食べたり、おやつ感覚で食べている人が多かったんです!

 

なるほど、梅干しの食べ方が

ご飯と一緒に食べるスタイルからおやつスタイルに変化しているんだな。

と僕は理解しました。

 

では、ご飯と食べるときはどうなのか?

僕は東京のおにぎり屋さん10軒に電話してみました。

「こんにちは、取り扱っている梅干しはどんな梅干しですか?」

すると、おにぎり屋さんでは

甘い梅干しよりしょっぱい梅干しを使っている店舗が多かったんです。

 

スーパーで販売されている梅干しの現状と

おにぎりやさんで使われている梅干しの現状を確認して、

「ごはんに合うのは、やはりしょっぱい梅干し、そしてそのニーズも存在する。」

「でもそうやって食べたい人は、ご飯に合う梅干しを買える場所がないじゃん!」

と分かり、

よし、ご飯に合う梅干しを作ろう!と決めました。

 

いざ、お米の聖地新潟へ。

ごはんにあう梅干しってどんなんだろう。

とりあえず新潟へ行けば何とかなるか

そう考え、その日のうちに新潟へ向かいました。

とりあえず着いた日は日本酒を飲み、

二日目は米屋さんや市場を回り、梅干しを食べてもらって意見を聞いて回りました。

 

新潟の方は優しいですね。

「この梅干し上手い!カニを食べさせてやる!」と市場にいた

なんかの社長さんに言われて

カニノドグロ日本酒で宴会が始まりました。午後2時のことです。

 

 

カニノドグロも日本酒も旨すぎて午後4時にはこの状態でした。

 
そのまま新幹線に乗って帰りました(笑)
 
ちなみにそれ以前にしたヒアリングはちゃんと意味があって
今のうめひかりの味にしっかりと活かされています。
是非一度ご賞味あれ。